
Building a daily drawing habit
2022年9月13日
·
7分間の読み物
毎日絵を描くことを新年の抱負にするのはワクワクするものですが、継続するのは簡単ではありません。「どこで時間を作ればいいのか?」「何を描けばいいのか?」「1日休んでしまったら?」「挫折したらどうしよう?」といった疑問に、日々、あるいは毎日のように直面することになるでしょう。この記事では、スキルアップのために毎日絵を描く習慣をどのように身につければよいか、その解決策とヒントを紹介します。
まず大前提として、毎日描くことがすべての人にとって現実的とは限らない、という点を押さえておきましょう。育児や仕事、学業、あるいは体調管理など、毎日描き続けることが難しい事情は人それぞれです。自分の環境を考慮し、自分にプレッシャーを与えすぎず、1日休んでしまっても「まあいいか」と受け入れる心の余裕を持ちましょう。
小さな習慣を積み重ねる(タイニー・ハビット)
歯を磨く、お湯を沸かすなど、毎日必ず行うルーティンの直後に「小さなアクション」を組み込むことで、小さな習慣を作ります。例えば、お湯が沸くのを待つ間、キッチンでさっとスケッチをしてみる。お湯が沸いたらその日のスケッチは終了です。通学や通勤で毎日バスや電車に乗るなら、そこがスケッチブックを取り出す絶好のチャンスになります。B.J. フォッグ氏がこのコンセプトについて以下の動画で分かりやすく解説しています。
スケッチブックを持ち歩く
デジタル環境での制作が主流になっている現在でも、リアルなスケッチブックを常に持ち歩くことには大きな価値があります。手書きの鉛筆で思考を整理する場所であり、実験し、失敗し、楽しみ、描き散らかすための場所です。そして、それを誰かに見せる必要は一切ありません。すべての作品をSNSに投稿する必要はありません。何か素晴らしいアイデアを形にするプロセスとして、まずはスケッチブックでラフな描き殴りをたくさん楽しんでみてください。

スケッチブックを複数使い分ける
お気に入りのスケッチブックを1冊持つのも素敵ですが、複数持ってみるのもおすすめです。自分がよく過ごす場所に、小さめのスケッチブックを何冊か置いておくと非常に便利です。ソファの横やベッドサイドに1冊。いつも持ち歩くバッグの中に1冊。これにより、どこにいてもすぐにペンを取って描き始められる環境が整います。
まずは一本の線を引くだけ
冗談抜きで、まずは机に向かって一本の線を引くだけでその日は合格にしましょう。直線でも、うねうねした線でも構いません。重要なのは「描き始めた」という事実です。多くの場合、最初の一歩が最も難しいもの。しかし、せっかくペンを握ったのですから、立ち上がる前にもう一本だけ線を引いてみてはいかがでしょうか?描き始めてしまえば、せっかく準備したのだからもう少し描いてみよう、という気持ちになるはずです。Kesh氏がこの動画でその効果を分かりやすく説明しています。
制限時間を設ける
毎日現実的に捻出できる時間を設定することで、新しい習慣を維持しやすくなります。朝のコーヒータイムの5分間しか取れないのであれば、それでも十分です。特に集中力を保つのが苦手な場合は、短い時間枠を設定してみましょう。毎日描くということは、机に向かうたびに完成されたアートワークを仕上げるという意味ではありません。大切なのは、その時間、絵と向き合うことです。
まずは短い時間からスタートし、筋トレのように少しずつ時間を延ばしていきます。5分間のセッションが楽にこなせるようになったら、次は8分に増やしてみましょう。
一緒に描く仲間を見つける
一人で黙々と描くよりも、誰かと一緒の方が描き続けやすいものです。Magmaの Art Jams やArtspacesを利用すれば、公開されているキャンバスを見つけて、新しい仲間と一緒に描くことができます。何を描けばいいか分からなくても問題ありません。「可愛いモンスター」や「猫のクロッキー」といったテーマが設定されているキャンバスも多くあります。

ドローイング・チャレンジに参加する
「今日は何を描けばいいのか分からない」という日は誰にでもあります。そんな時は、毎月開催される各種ドローイング・チャレンジのお題リスト(プロンプト)を活用してみましょう。世界中の多くのクリエイターが同じお題で描き、他の人がそれをどう解釈して描いたかをお互いにチェックして楽しんでいます。
独自のテーマを決める
既存のチャレンジに参加する代わりに、「もっと上手く描けるようになりたい特定のもの」を毎日のテーマにする方法もあります。例えば、手の作画に苦手意識はありませんか?それは多くのアーティスト共通の悩みです。1日少しずつ、異なるポーズの手を1ヶ月間描き続ければ、月末には驚くほどコツが掴めているはずです。自分の上達プロセスが視覚的に実感できるため、モチベーション維持にも繋がります。
ハビットトラッカーを作る
カレンダーやハビットトラッカー(習慣管理表)に、その日のタスク完了のチェックを入れる作業は、不思議と充実感があります。1ヶ月分の専用ページを作って毎日のマスを用意し、絵を描き終えるたびにチェックを入れたり色を塗ったりします。連続して「達成」している状態を目にすることで、モチベーションが維持され、習慣化がさらに強化されます。バレットジャーナルの愛好家のように、自分好みにクリエイティブにデザインするのも楽しいでしょう。

画像クレジット: InstagramのDifferenz
おわりに
これらすべてを実践する必要はありません。まずは自分に合いそうなアイデアを2、3個試して、毎日描く習慣づくりに役立ててください。日々取り組むドローイング練習の目標や、アーティストとしての中長期的な目標を設定しておくこともお忘れなく。すでに持っている日常の習慣に紐付ける形で、まずは小さく始め、徐々にペースを掴んでいきましょう。もし「誰かと一緒に描くことがモチベーション維持に繋がりそう」と感じたら、ぜひ無料で Magma に登録して、友だちをキャンバスに招待してみてください。
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