ケーススタディ:Sunna Entertainmentが、マルチプラットフォームでのヒット作『Planet Cube: Edge』の開発にMagmaを活用
Jul 24th, 2023
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はじめに
インディーゲーム開発スタジオであるSunna Entertainmentは、パンデミックによるリモートワークへの移行、タイトな開発スケジュール、より俊敏なクリエイティブのイテレーションといった、現代のゲーム開発における複雑な課題に対応するため、Magmaを導入しました。ワークフローにMagmaを統合することで、Sunnaはクリエイティブなコラボレーションプロセスを刷新し、『Planet Cube: Edge』を予定通り無事にリリースすることに成功しました。本ケーススタディでは、Magmaが同社のクリエイティブツールキットの中核となった経緯を探ります。
課題
COVID-19によってクリエイティブチームの働き方が変化する中、Sunna Entertainmentはメンバーが各地に分散して作業を進める必要性に直面しました。アーティスト、デザイナー、開発者がリモートでコラボレーションする中、レベルデザインのアイデア共有、コンセプトアートのイテレーション、そしてリアルタイムでのアセットレビューに苦戦していました。ファイルの送受信、画面共有への依存、様々なプラットフォームに散らばるフィードバックの管理といった従来の方法は、進捗を遅らせ、クリエイティブな勢いを維持することを困難にしていました。
SunnaのピクセルアーティストであるJose David Garcia氏は、当時を次のように振り返ります。
「アイデアをゲームに実装する前に、それらを視覚的に議論する方法を見つける必要がありました。そこで登場したのがMagmaです。Magmaは私たちのホワイトボードであり、スケッチブックであり、共有スタジオになりました」

ソリューション
Sunnaは当初、カジュアルなコラボレーションの落書き用としてMagmaを使い始めました。しかし、開発が本格化するにつれ、Magmaはリアルタイムコラボレーションに不可欠なツールとなりました。クリエイティブアセットの整理が課題となった際、Art Spaces機能がプロジェクト、レベル、デザイン段階ごとにキャンバスを整理する直感的なシステムを提供してくれました。既存の作業からArt Spacesへの移行は非常にスムーズで、チームが集中力と整理された状態を維持するのに役立ちました。
効果を発揮した主な機能:
リアルタイムの共同スケッチ: 通話中にチームメンバーがライブでスケッチを描き、お互いのアイデアをその場で発展させることが可能になりました。
レイヤーを活用したイテレーション: アーティストがコンセプトを直接重ね合わせることで、レベルのレイアウトやキャラクターデザインのアイデアを視覚的に比較できるようになりました。
統合されたフィードバック: Slackでリンクを共有するだけで、チームメンバーやリードがすぐに参加でき、非同期またはライブでレビューや共同編集ができるようになりました。
ストーリーボード機能: パブリッシャーから新しいロゴの依頼があった際、SunnaはMagmaのストーリーボード表示を使用して、デザインのプレゼンやブラッシュアップを視覚的に行いました。
ワークフローとのスムーズな連携: タスク管理は引き続きJiraで行いつつ、Magmaをクリエイティブな実行スペースとして機能させることで、パイプラインの摩擦を減らしました。
「アイデアを検証して発表するスピードが圧倒的に速くなりました。ファイルをやり取りする代わりに、コンセプトのスクリーンショットを撮ってMagmaに貼り付けるだけで、すぐに議論を始められました。どこに何があるか全員が把握できていました」
成果
Magmaを活用することで、Sunna Entertainmentはリモート環境かつ複雑なクリエイティブという状況下でありながら、『Planet Cube: Edge』を予算内でスケジュール通りにローンチするという素晴らしい成果を収めました。しかし、その効果はプロジェクトのリリースだけに留まりません。Magmaは、チームがその後のプロジェクトにも活かしている「ビジュアル重視のコラボレーション文化」を醸成するきっかけとなりました。
Magmaのコラボレーション環境がもたらした成果:
イテレーションサイクルの高速化:複数ユーザーが同時に直接書き込めるキャンバスにより、スケッチから洗練されたアセットへの移行が迅速化しました。
フィードバックフローの改善:ライブセッションや非同期レビューを通じて、チーム内のクリエイティブな対話がより円滑になりました。
アーティストへのエンパワーメント:アーティストたちは、チームの業務だけでなく個人プロジェクトやプロトタイピングにもMagmaを使用するようになり、その直感的な操作性と有用性が実証されました。
「リリースされた初日から、チームワークでも個人のスケッチでもMagmaを愛用しています。ただ純粋に、描いていて気持ちの良いツールです」

結論
Sunna EntertainmentのMagma導入の軌跡は、柔軟で直感的なプラットフォームが、特にリモートワークの制約下において、いかにクリエイティブな開発パイプラインを変革できるかを示しています。Magmaは単に従来のツールを置き換えただけでなく、コラボレーション、イテレーション、そして素晴らしいゲームの制作における新しいアプローチを可能にしました。
「私たちはMagmaをクリエイティブの『本部』にしました。ロゴからレベルレイアウトにいたるまで、私たちが繋がり、制作を続けるための支えとなりました」




